ラスベガスのダイビングショップ

飛行機からラスベガスのストリップを見る

先だってアメリカはラスベガスに行ってきました。カジノで豪遊…したかったのではありますが、残念ながら仕事でした。もっともカンファレンスを見るだけの仕事なので、たいしたことはないのですが。

最近は海外に行ったときには現地のダイビングショップを覗くことにおります。まー、その時々の趣味に応じた場所を探してみるのがスキなのです。プラモデルに凝っているときには現地のホビーショップだったりしますし、ワーゲンに凝っているときにはカリフォルニア・ロサンゼルスのイベントだったり、ショップだったり。自分の今のトレンドはダイビングなので、必然的にダイビングショップを探すワケなのです。

さて、砂漠のど真ん中にあるラスベガスにダイビングサービスなりショップはあるのか?というと、近くに超大きな人造湖である、ミード湖でダイビング可能なため、ラスベガス市内にもショップは存在します。

自分は淡水ダイビングをしたことがなく、しかも高度も高い場所にあるので今回はしませんでしたが、それなりに盛んな様子。もちろん、日本の都市型サービスのようにツアーを組んだりして海外やフロリダなどに遠征もしています。今回は器材で安く販売してるショップがないかなあ、と思って探したのですけれど残念ながら探した範囲では、これという場所を見つけられませんでした。

その代わりアメリカにあるスポーツ店のチェーンのうち、Sport Chaleというショップはダイビング器材を少しだけですが扱っており、PADIのサービスも併設してるチェーンです。自分のロゴが入ったPADIのバインダーなどもあり、密接な関係がうかがえます。

しかしながら、バリエーション多く扱っているわけでもなくて、しかも他のショップに比べてお高いのでした。ですので、今回はDANのポケットマスクぐらいしか買わなかったり。アクアラングのバッグでも買おうと思っていたのだけど、新しいものは置いて居らず、ちょっと食い足りない感じが否めません。

自分が今まで訪問したところで、器材などがそれなりにあったのはシアトルやサンフランシスコでした。ニューヨークにあるLeisureProはかなり器材がありそうですが、残念ながら前述した通り訪問できなかったので実際にはわかりません(Google Mapで店内を見るとそれなりにスゴそう)。なお、セブ(マクタン島)にもWhite Tipというダイビングショップはありまして、品揃えはそれほどでもないのですが、一通り揃います。アクアラングの製品が多かった記憶があります。自分はマクタン島のショップだけ見たのですがセブシティの中にもあるみたい。今度行ってみることにします。

日本だとmic21やAQROSなどのそれなりの品揃えのショップが多くありますが、海外だとどうしてもこじんまりとしたショップで日本ほどの品揃えは期待できません。ダイビングの器材自体を買うときに自分の使っているサービスに聞いて揃えることが多いからかなぁ、という気もします。そういう意味では日本は選択肢の多さでは幸せなのかも。

Miflexホースなどを購入

今回LeisureProから購入したのはMiflexホース。レギュやオクトなどの重器材に使われているホースをリプレイスしようかと。もっと器材を軽くしたい、レギュを吸いやすくしたいと思いまして購入しました。

柔らか強靱なホース

国内でも扱ってはいるのですが若干お高め。BCや残圧計まで含めて交換すると送料を入れても5,6千円の差額は出そう。ついでに1mmウェット(フィリピン仕様w)やらコイルラニヤード、マスクなども買っちゃえ、と適当に選んでみたら…。$500オーバーしてしまいましたw

買ったのは以下のものです。

タバタのマスク
Tusa Concero One Window Mask (M-17) Black Black Silicone $44.95
Tusa Visio Pro Mask, Chrome $64.95
コンチェロはともかくVisio Proは国内では13,000円くらいします。

マスクストラップカバー
Blue Reef Neoprene Mask Strap Cover Blue $4.95
Innovative Picture Strap-Wrappers Ladies Tropical Oval $7.95
こんなのも国内だと1,500円しますからねぇ…。

コイルラニヤード
Quick Release Coil Lanyard $12.95x2 $25.90
36" Quick Release Coil Lanyard with Brass Clip and SS Split Ring $14.95x2 $29.90

日本だとこれもかなり高いんですよね…。

ウェットスーツ
Cressi 1mm Jumpsuit Men's Large $74.95

水中ライト(220ルーメン)
Tovatec By Intova IFL660 220 Lumens Torch $49.99
Intova Torch Hand-Strap $8.95

Miflexホース
XS Scuba Miflex Low Pressure Hoses 36" Yellow $42.00
XS Scuba Miflex BC Quick Disconnect Hose, Black 22" $43.00
XS Scuba Miflex Low Pressure Hoses 30" Carbon $40.00
XS Scuba Miflex High Pressure Hoses 30" $43.00

セルフ用器材
タンクホルダー 3 Foam Tank Holder, 5 when Stacked $21.95
ダイブフラッグ Aqua Nylon Dive Flag 20" X 24" (DF04) $16.95
インフレータブルフラッグとフロート Innovative Inflatable Flag-N-Float $24.95

Order Subtotal: $544.34
Shipping Cost: $5.42
Total: $549.76

転送送料が$79

合計で$628.76→85円計算で53,444円。送料込みレートで概算すると、$1=¥100で計算するとちょうどいいかな。Miflexホース以外のマスクやラニヤード類でもかなりお得に購入できました。器材を今いじくる時間がないので組み上げて実際に使うのは再来週くらいになりそうですが、ホースを使ったレビューも後ほどしたいと思います。

なお、LeisureProから購入したはずなのに、なぜか梱包はAdorama(NYにあるカメラ屋さん。ここもそれなりに有名)。なんでだろう?と調べてみると、同じ経営のよう。ビルも同じらしい。へー、と驚いてしまいました。なんせこの前Adoramaから(Amazon経由ですが)GoProというカメラを購入したことがあったものですから。

今回も関税と消費税がそれぞれ700円と1,200円かかりました。布製品(フラッグとかスーツかね)にかかるらしい…。なんとなく釈然としないw

LeisureProからダイビング器材を個人輸入

3月にニューヨークにあるLeisureProから色々な器材を個人輸入しました。とは言ってもまだ届いていないとゆー。直接送ってもらうこともできたのですが、送料がちと高いので転送サービス(自分がよく使うのはスピアネット。手数料が安価です)を利用して少しでも送料をセービングしようとしたのでした。折悪しく在庫のないパーツがあって、二個分の処理料金はかかってしまいましたけど、かえって国際宅配便の料金が二度かからずよかったかな、と。

すでに日本へそろそろ到着するようなのです。日通の宅配便らしくWeb上からトラッキングできます。

JAL1便で来るらしいw

どこかの貨物便かな、と思っていたのですがJALの1便という東京~サンフランシスコの間を結ぶJALの伝統的な便(JAL最初の国際線)に乗って来日するようですwよーく見ると…

このサンフランシスコ便は羽田着の便なのですが、そこからわざわざ成田へ出向くよう…。

うちは品川区なので、そのまま大田区から運んでくれよ。

それならば明日には手に入ったんじゃないか、と思ったのですが通関作業は成田でしかやってないんでしょう。そのため一度成田の保税倉庫にでも突っ込まれるようです。まぁ、すでに注文してから二週間経過しようとしていますから、いまさら急いでもらっても仕方ないのですが。しばらくダイビング行けないしな。

届きましたらアンパッキング記事を書きたいと思います。

なお、このLeisureProですがスペインにあるSCUBA STOREより若干高いものの方が多いかな、と思いますがマレスの器材でも平気で送ってくれるのがいいところ。また、品揃えも違います。コンピュータ関連はSCUBA STOREの方が安いことの方が多いです。昨年ニューヨークに行ったときに、このLeisureProに行こうと思っていたのですが、ユダヤ系列のためユダヤの長い休暇に入ってしまったタイミングだったため、残念ながら訪問できませんでした。またの機会にぜひ行ってみたいお店です。

マリンダイビングフェアに行ってみた

写真はないw

6日の金曜日に若干仕事をさぼってマリンダイビングフェアに行ってきました。P.C.Diversのシズちゃんがいる、と聞いたので挨拶がてら。後は何か安いものないかなー、と思って見に行ったのですが、特に買い物もせず2時間も居らず退散しました。正直、どうやって楽しめばいいのかわからんちん。ま、一人で行くからなおさらかもしれないし、それほど混雑しているわけではないから、各ブースに寄ると集中攻撃受けるので、寄りづらい(人見知りするのです)。とりあえず自分が興味ある場所(チュークとか)のパンフレットもらって、フィリピン関連のサービスを見たりし、帰りにAQROSとmic21を冷やかしつつ帰るだけという。

土日に行ってみないとなんとも言えないのかもしれませんが、とりあえず今年はもういいや的なw

そうそう、偶然というか金曜日にPADIからダイブマスターの申し込みのお知らせが着ておりました。よーするに21,000円払えということです。メールでお知らせ来てから、ということだったのがいきなり手紙だったのでちょっとびっくり。また、一か月半かかる、と聞いておりましたが3週間程度でだったので意外に思いました。とりあえず申請はしておきましたが、いつカード来るんだろね。

Mares Matrixを使ってみた

Maresから新発売されたダイコン、Matrixを沖縄で使ってみました。本当はセブに持って行こうとしていたのに忘れてしまった、といういわくつき?のものです。なお、この記事はまったく役に立つ記事ではないような気がしますけど、とりあえず書くw

Mares MATRIX

二個目のダイコンなので、どこがどう優れている、とかレビューしてもあまり説得力がないのですが、以前使っていたダイコンとの比較でとりあえずファーストインプレッション。おいおい他の機能なり気づいたところをレビューします。

まず、以前使っていたのはSUBGEARのXP-10。非常に廉価なダイコンですが、機能は必要にして十分と自分では思っていました。ひとつだけ改善して欲しいなぁ、と思っていたのは安全停止タイマーが自動スタートしないこと。5m近辺に浮上してから、えいや、っとボタンを押すというカップラーメンタイマーと呼ばれても仕方のないタイマーでした。一緒に潜っていたガイドさんが、「まだなの?」と驚いちゃうくらいw

XP-10は、このようにしょうもないところがありますが、UWATECブランドになるとAladin G2と呼ばれるダイコンに変化します。こちらは安全停止は自動スタートするのですよ。ファームウェアが異なるだけで、このように差別化しちゃってるわけです。もっとも海外通販サイトを見ると、この二者には5千円程度の開きがあるのでやむを得ないところですが。

あ、話が散逸している。Matrixの話をしなくては。

さて、実際に使ってみて気づいたところは以下のようなところです。

  1. 浮上速度違反警告音が聞こえない
    フードをかぶっていたせいか、浮上速度違反警告音に気づきませんでした。てっきり設定で音を消しているのか?と思ったのですがそんなこともなく。XP-10の方が派手に聞こえます。また今度注意して潜ってみることにしましょう。
  2. 飛行禁止時間が長い
    これ、Maresのコンピュータを初めて使うのでそう思うのかもですが、3本潜ると飛行禁止時間が24時間になります。そこからカウントダウンなのでこの制限に従うと丸一日飛行機移動はできなくなります。まぁ、自分は18時間経過したので乗りましたけど。
  3. ディープストップがついている
    今までのXP-10にはついてなかったので新鮮wま、それだけです。ただ、今回40mまで潜ってギリギリ、DECOにはならなかったのですが、12mで2分のディープストップを指示されました。とりあえず減圧症になるのはいやなのでちゃんと守りました。
  4. ストラップがちょー短い
    5mmのウェットでしたが、自分のは袖口がスキンとジャージで二重になっているので回りません。そのため、ジャージの部分をまくって使いました(写真)。仕方ないので延長ストラップを買おうと思ったのですがまだ国内にはないので、仕方なくMares NEMO EXCELの延長ストラップを代用。ちょっと幅が合いませんが、よしとします。

気づいたのはこのくらいでしょうか。ログをPCに取り込めるところも別段XP-10に比べて優れているとは思えないし(XP-10はシンプルだけど必要にして十分なソフトウェアでいじくれます)、コストパフォーマンスでいうとどうなのかなぁ?という気がします。見た目とか考えなければ、G2でいいような気がします…。

なお、このMatrixは国内正規品ではありません。海外サイト(SCUBA STORE)か ら購入しました。どうせ国内品もまだ日本語化されていないし、高すぎるし。ダイコンの場合にはバッテリー交換をいずれしなくてはならないものなので国内正規品の方がいい、という考えもありますが、このMatrixは充電式なのでバッテリー交換するのは、おそらく自分が生きている間にすることはないようなw

国内で買うと8万円以上するところを半額程度の4万円で購入することができました。なお、本来Mares製品はこのサイトから通販できません。たまたまリニューアル時に若干バグっていたのでこっそり裏技的に買ったのでした(UK在住にして製品を調べ、そのURLを日本語モードのブラウザに入れてカートに入れる。現時点 ではこの技が使えなくなった)。

もうちょっと使い込んだらまたレビューしますね。

閑話休題:Mares日本のサイトなのですが、ところどころテンプレートのままだったりして、なんか変なサイトになってますね…。カタログも昨年のものに比べると今年はデザインがひどいというか素人っぽい。モビーから独立したかのように見えていますけど、住所は一緒だしな。なんか早いところしっかりして欲しいですね。