IDCへの参加 その2 出発

やっとのことでeLearningを終え、そしてろくに寝ずに朝を迎えた。最後の荷物をパッキングして、寝不足の体にムチを入れて出かける。パソコンの電源をすべて落とした家は静寂に包まれる。これだけ、長期に家を空けるのは昨年夏のハワイ以来かも。

午後のフィリピン航空のセブ直行便に乗るべく成田へ。昨日は金環日食だったが、今日は単なる土砂降りの日だ。あ、スカイツリーの開業日でもあるか。もうすぐ六月なのにかなり寒い。10℃くらい?クルマをターミナルで預けてチェックインした。今回乗る便はかなり空いているようで、通路側席を確保できて何より。実際に搭乗客は7割程度だったかと思う。

今回、セブに持って行く荷物は、二つ。一つはメッシュバッグにダイビング器材とマニュアル類。マニュアルだけで8キロもある。メッシュバッグの荷物が22キロでジャストになり、スーツケースは20キロくらいになった。フィリピン航空オンリーで国際線なので、オーバーエクセスはない。前回JALで懲りたし、セブに行くなら直行便の方が100倍ラクで時間もかからない。

ラウンジなどは使えないが、それほど時間に余裕があったわけではないので、ちょうどゲートに着いてメール処理をしていたら間もなく搭乗になった。

フィリピン航空は第二ターミナル。間違えてJALに乗りそう。

機材はエアバスA330-300。古いが、それほど長く乗るわけではないから、問題ない。エアバスはハワイアン航空以来だ。機内食は前評判で酷評されていたので、まったく期待してなかったけど、ユナイテッドよりマシなんじゃないかな?と思う。想定の範囲内の味だし、チキンにサバの味噌煮が付いてくるのはなんだかな?とは思ったが、味は悪かない。日本じゃ飲めないバージンコーラを飲んで見るがこれはあまりうまくないw

意外に食べられたチキン。ライスはちょっと…でしたけど。

どこのコーラなんだろ。フィリピンでも見ないしなあ。

フライト時間は約5時間。沖縄で乗り継いで、石垣島に行くイメージと思えば、それほど遠いところでもない。前回の乗り継ぎよりはかなり楽ちん。マイレージにこだわらなければ格安でラクなフライトも選べると言うものだ。本音はフィリピン航空がスタアラになってくれないかなーとは思ったりw

あっという間にセブ・マクタン空港に到着。飛行機を降りるとむわっとする夏の香り。二カ月ぶりのフィリピンの地を踏みしめる。それほど感慨深くもないが。入国審査で少し待たされるが、許容範囲。文句を言っている初老の女性がいたが、こういうときにはどうして年食ってる人の方が分別ないのだろう。若者は忍耐強く辛抱して待っているというのに。もっとも歳を重ねるほどに幼児退行していくというのもあるか。

入国してゲートを出るとD-DOWNの看板を持つスタッフが待っていてくれた。バッグや器材をスタッフに運んでもらい、D-DOWNのマネージャでもある島田さんと会話する。ホテルに向かう前にマリーナモールにあるセイブモア(スーパー)に寄ってもらい、両替と水、フルーツなどを買い出す。宿についてもナニもないだろうから。

宿まではいつものようにほこりっぽい道をジープニーの小さなバージョンであるモンティキャブでガタガタと移動。泊まる場所はD-DOWNが営業してる同じ敷地内にある、KONTIKI BEACH RESORTになった。今回のIDCの料金に宿泊代は含まれており、ダイブサービスまで歩いて20秒というすばらしい宿であるw距離だけは。部屋は…まあエアコンと清潔なベッドがあるし、冷蔵庫もある。これで十分だろう(シャワーのお湯が最後までなかなか出なかったのには参ったけど)。なお、このKONTIKI BEACH RESORTには他にダイブサービスが4軒ほどあり、まさにダイバーのための宿となっている。

その後サービスに顔を出すと、渡部さんとIDCスタッフインストラクターの岩谷さんに挨拶。その後IDCスタッフ講習を受けていたNさんを含めて4人で食事に行く。ココナッツガーデンという日本人経営の店らしいが、送迎が無料なのがよい。味もまあまあで値段もそれほど高くなかった。

本来ならIDCにはもう一人参加される予定だったのだが、自分一人になってしまった。考えてみるとオープンウォーターの途中から、アドバンス、レスキュー、ダイブマスターすべて一人だった。ぼっちな人生だなあ…wチームメイトが欲しいもんだ。

初日はこんな感じで終了。明日からいよいよIDCが始まる。疲れたのでとっとと眠る。

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