4月の下旬に宮古島に行って潜ってきた。同じ月に沖縄にまた行くなんて、本当にダイビングアディクツだと思う。タンクの空気を吸わないといけない病気みたいなもんだ。宮古島のダイビングについては別のページに書くことにして、ここでは通算6本潜ったわけだが、その間のMatrixの挙動について書こうと思う。
結論からいうと、普通に使えた。当たり前だが。前回警告音が聞こえなかったのは、やはりフードを被っていたせいのようだ。それと音に慣れていないのが原因かもしれない。音に慣れてないのはどういうこと?と思うかもしれないが、携帯電話などを新調したときに呼び出し音がしても、普段聞いたことのない音だと、自分のではないような気がして気づくのが遅れる。気づいたとしても自分の音ではないと思って、誰だようるさいなあ、なんて思った経験はあるはずだ。それに近いのかもしれない。
Maresの常なのだとは思うが、浮上警告に関しては9m/分を越えるとすぐピーピー鳴る。根の下からトップに上がるときに、今まで気にせず上がっていたがこいつはすぐに警告を出すので、注意するようになった。
次に充電時間。しばらく使っていなかったので、空になっていたので改めて満充電すると2時間半かかった。充電するときに、iPad用の2000mA出力があるACアダプターを使っての時間である。コイツには充電器が付属していないのでこのようにUSB出力のあるACアダプタやPCなりで充電する必要がある(ケーブルはついている)。PCの場合には種類にもよるが通常は500mAのUSB出力しかないので、この時間で充電できるかはわからんちん(カタログスペックでは1~2時間となっている。これもアバウトだよなあ)。
また、イタリアのプロダクトなんだからこんなもん、と納得するのが一番精神衛生的にいいのだと思うが、100%にならないでずっと99%だったりするwこういうパーセンテージ表示はあくまでも目安だと思えば腹も立たないので気にしないことにした。日本の製品がある意味でオーバークオリティなのかもしれないし。
今回は30mの深みでロウニンアジの群れをじっくり見たが、特にディープストップは出なかった。デコまで後4分程度まで潜っていたのだが、二本目ということもありそれほど窒素はたまっていなかったよう(前回は三本目に一番深い40mのところに潜るという状態だった)。
というわけで元気にメインのダイコンとして活躍中でありまする。
※6/13追記
Maresのサイトを見ると、MATRIXの日本語化プログラムは年内には…と書いている。えーと、まだ半年も残っているのに年内とはかなり、かーなーりー、アバウトな納期ではないか?自分もソフトウェア技術者なのであるが、ここまでかかるってのはおかしい。やる気がない、としか思えない。自分はネットだのIT業界にいるのであり、この業界も結構アバウトなところはあるが、ダイビング業界ほどアバウトじゃないなぁ、と最近思う。日本でバカ高いダイコンを買う人の身になって代理店はやるべきだろうと強く思うのだった。できないなら最初から売らなきゃいいのだ。