7/6に行われた潜水士試験を受験していたのだった。ハワイにいる間に発表があったのだが、すっかり忘れていて帰る直前に確認したのである。
正直に言うと落ちただろうな、と思っていたので確認するのを忘れ毎日ヤッホーしていた。思い出しておそるおそるWebでチェックしたのだが、結果は奇跡的に合格していた。本音をいうと「本当にラッキーでした。ありがとうございました。」というところ。潜水士になろうがなるまいがダイビングでお金を稼ぐわけではないことから、喫緊で必要としていなかったため、事前の勉強も当日の朝だけというありさまw。もちろん今までのインストラクターになるまでに習ったことが多いので、下地はできているのだがやはりフーカー潜水とかヘルメット潜水などはまったく知らない世界。ダイブテーブルも特殊だし(かなり面白いけど)、異なる部分が半分程度はあるだろうか。
なお、潜水士の資格がないと平たく言えばお金を取るダイビングの仕事をしちゃいけません。労働安全衛生法で決まってるのですが、罰則は「一年間の業務停止」というものでフリーな人にはあんまり関わってこないという資格…。本来はちゃんと取得しないとダメなんだが、ダイビング業界でも持ってない人も多い。昨今意識が高まってきているので、取得するムードになってるけど。
さて、潜水士があると何ができるのか?と具体的に知りたい人はこちらをどうぞ。
さてと。こんないい加減な記事なのでまともに取る人はいないとは思うが、これから受ける人にアドバイスをしようw
潜水士試験の問題を見るとわかるのだが、かなりひどいひっかけというかあまり問題としては親切さがない。5択なので当てずっぽうじゃ当たらないし(いや理解が必要なのは重々承知)。なので受かるとは思ってなかった。普通のダイバーだと、ゼロから受けるとほぼ受からないだろう試験なので、きっちり勉強しましょう、というのが建前ですが、一週間程度過去問とその解答集、解説を見ればなんとかなるだろうな、というレベルの試験でもある。なお、ネット上にはフリーでのテキストもある。また、過去問を親切にまとめてくれているところもある。これらをしっかりやれば受かる…けど、理解しないといけないのできちんとテキストも用意したほうがいいかも。
次に、試験会場の問題。関東の場合には、試験会場をナゼこの場に作ったのだ?と思うほど僻地にあることが一番問題かもだ。都内からクルマでたっぷり1時間半は見ておかないといけない。なのできちんと時間に余裕を持って出かけるべき。駐車場も用意はされているが、万一足りなかった場合には路駐するハメになるかもしれないし。電車やバスで行くにしても結構たいへんだろう。前日から泊りがけで来る人も多いらしい。なお、30分は遅刻が認められているので、ちょっと間に合わないかも、というときでもあきらめずに行くべき。
なお、今回受験したときには若者がたくさんいた。たぶんダイビングの専門学校生なのだと思うが、こいつら、いや彼らがうるせーのなんの。しかも女性も多いのでさらにピーチクパーチク。ここらへんに惑わされるとダメかも。かわいい女の子も若干いるので目移りするしw完全にオッサンたちと若者たちと色分けされる受験会場なのだった。もっとも学生たちはそれほど切羽詰まった感がないのでバタバタ落ちているような気がする。あくまでも気がするだけだが。Twitterで検索かけると実際落ちている人もチラホラいるw
というわけで、お金と時間がムダになるのできちんと勉強して行きましょう、というのが結論。特に関東の人は、あんな僻地に何度も行くのはイヤでしょうから、一発で合格しましょー。なお、筆記用具は忘れずに。自分は途中で電卓だの消しゴム、物差しを買う羽目になりました。ムダだなあ。
ちなみに海猿もこの資格が必要らしい。仕事だからそりゃそーだ。
潜水士試験徹底研究(改訂2版)この本だけは買った。
※8/3 追記
免許証が届きました。実際はもうちょっと早く手元にきそう。自分が申請したのが遅かった+合格証書を同封し忘れということがあったのでした…(^^;)。ちゃんとやれば試験から余裕見ても一カ月でゲットできることになりますね。