MATRIXが修理の旅に出発

さて、MATRIXが壊れたよ、とScubastoreにメール…というかWebのReturnsから返品処理を申し出た。申し出たのが9/13の午前0時くらい。その後1時間もしないうちにメールが来て、返品番号と返品書類へのリンク、そしてEU圏外からの返品処理用の免税書類へのリンクが来て、それぞれを書いてくれ、ということになった。

そしてScubastoreからDHLへピックアップ手配もされて、9/13の朝にはDHLから電話およびメール。メールにはインボイス(送り状)がついていて、それを印刷しておいてちょんだいな、という内容を指示されて午後イチでDHLが取りに来た。

というわけで返品を申し出て12時間程度ですべてが完了。スペインへの出発は国内でパソコン修理の引き取りと遜色ないレベルでできたわけである。なかなかの手際にオッサンは感動した。なんというか世界も狭くなったな、という感想。国内も国外もインターネットのおかげで手間は格段に減りったな。昔ファックス使って国際電話かけて海外から個人輸入していたのが隔世の感。

さて、無事に修理、あるいは交換されて戻ってきてくれればいいのですが。気になるのはMares製品なので日本には送れません的な問題が発生するやもしれないこと。現状は販売してくれないものだからね。返金になったらイヤだな。

9/17 追記

今朝方スペインに到着した様子。ここからお店に行くので到着は月曜日のようです。日本から都合三営業日もあれば届くわけですね。

ドイツをハブにしてるんですな。自分も行ったことないところ旅している荷物にちょっと嫉妬w

MATRIXが壊れた…orz

お気に入りのMares MATRIX。右上のボタンのクリック感がないなぁ、なんて思いながらも使っていたのだが、昨日一昨日、東伊豆は富戸に行ったときに壊れてしまった。

壊れたと言っても時は刻んでいるので、完全にぶっ壊れたわけではないのだが右上のボタンが利かないのと、勝手に通常モードとコンパスモードに切り替わる仕様にチェンジw。ログも見られなくなってしまったので、ダイコンとしては使い物にならなくなってしまった。ガックシ。

なんてこんなになっちゃったんだろ?と思いながら富戸名物の温泉丸に入ってみたところ…。

中が曇っちまいました

こ、これは…

SU☆I☆BO☆TSU!

ダイコンのくせに水没っす。しかも電池は充電式なのでケースには基本的に水が入りうるところがないはずなのに。たぶん調子悪かったボタン(クリック感がない=壊れてた?)が原因ってことなのかしら、と思うのだが、分解できるわけでもないので正確にはわからない。

というわけで修理に出さないといけなくなった。しかもこれ、Scubastoreで買ったものなので国内では修理できない(お金を払うことを覚悟すればできるだろうが)ので、スペインまで送り返すことになるわけだ。ちょっち面倒ですがまた買えばいいし、という価格でもないので2年間のワランティがある(はず)ので修理に出すことにした。この顛末に関しても後ほど記事にする予定。

今回のダイビング行脚ではやたら色々なモノが壊れた。

まずBCDのインフレーターホースがぶっ壊れて浮上できなくなったので海底を這って帰る、次にスノーケルの排水バルブに糸くずが挟まっていて呼吸しているうちに水が浸入し、しこたま飲み込むなどなど。お祓いに行った方がいいかもしれない。

なお、壊れたBCDのインフレーターの状態を詳説すると、デフレートボタン(排気ボタン)を押さなくても、永遠に排気しちゃうのだな。そのためインフレートボタンが機能していてもボコボコとずっとエアが出ていて浮力確保できない状態。よく吸気しっぱなしになるのでホースを外す練習はするが、排気しっぱなし、というのはなかなかないシチュエーション。ウエイトを捨てるなり誰かにウエイトを持ってもらう、またはバディに一緒に浮上してもらうなどすればいいわけだが。ついでに、色々いじくっていたらインフレーターホースの中に入っているワイヤー(TUSAのものはそのワイヤーでインフレーターホースの根元にあるデフレートシステムを駆動することが可能)がぶっちぎれた。ステンレスのワイヤーかと思っていたら若干材質が違うよう。インフレーターホースもちゃんと真水で洗浄しないとダメということが理解できた。一応これも修理に出すことにした。

Bism DIVE GRANDEがやっとデビュー

Bismの新しいダイコン、GRANDEがとうとうデビューした。2011年から出ますよー、と案内されていて、その割にはいつ出るのかまったく不明で、出る出る詐欺かと思われていたダイコンだけど、とうとう7/16に発売された。実際のモノを見てきたが、専用のケースに収まっていておシャンティなカンジではあるw

主なスペックは以下のようになっている。

【時計機能】
Dual Time(国内・国外)
カウントダウンタイマー
クロノグラフ(ストップウォッチ)
デイリーアラーム
バックライト機能

※デュアルタイムを設定できるのは便利かも。普段使いの時計としての機能、ストップウォッチやアラームなども充実している。

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バルト海に沈む巨大物体の正体

今年の頭に、オーシャンエクスプローラ社が発見したバルト海に沈んでいる、という巨大物体の記事が話題になった(CNNが記事にするまでたいした話題じゃなかったみたいだけど)。すっかり忘れていたのだが、どうなったのかな?とオーシャンエクスプローラ社のサイトを見てみると…。

以下のような記事が。本日アップデートされたばかりのホヤホヤの記事だ。Google翻訳を使っているので多少おかしくなっているところはご容赦。できるだけ直したつもり。

2012/6/15 プレスリリース

トレジャーハンター、オーシャンXチームは、バルト海の神秘的な円形のオブジェクトに潜り、ユニークなものを発見しました

トレジャーハンターは、海底に何らかの異常を発見したことを確認しました

ストックホルム、スウェーデン、2012年6月15日

オーシャンXチームは、バルト海で円形のオブジェクトに潜り、彼らが今までに経験したことのないものに出会いました。 続きを読む

Miflexホースがリコールだった

前回LeisureProから購入した器材のうち、Miflexホース(いわゆるフレックスホース)がメインだったのだが、実はひとつだけ前回のリストを訂正すべきものがあった。それがこれ。

XS Scuba Miflex High Pressure Hoses 30" $43.00

これ、3月にLeisureProから「製造元がディスコン(販売中止)になっていて入らないから、BLUE REEF HP FLEX HOSE 33" BLACK for $36.95でもいいか?」と尋ねられた。別段性能上変わりもなく問題ないし、早く届いたほうがいいので「もちろんOK」と返したので、それを受け取っていたのだが、ディスコンになっていた理由が先日わかった。

こちらの消費者庁のPDFを見ると詳細がわかるのだが、よーするにMiflexホースの高圧ホースが破裂する、ということだ。もちろんすべてではなくて特徴が述べられているが、本家のXS Scuba社サイトでもリコールされていることが告知されている。

というわけでもしこのホースを買っちゃっていた人はすぐに連絡して交換してもらうほうがいいと思われる。というか必須。水中で高圧ホースが破裂すると、それなりの衝撃と空気漏れがある…らしいし、簡単に想定できる。一気にエアがなくなるわけではないので、万一破裂してもバディのオクトパスをちゅーちゅー吸って浮上すれば安全に浮上できるだろうが、精神衛生上ロシアンルーレットしながらダイビングするのもおかしいので、素直に交換しておいたほうがいい。

ただ、アメリカに送ることになるのでかなり面倒なのは確か。国内で購入していればこの部分は国内で処理できるのでコストはかからない。ま、ここらへんも個人輸入のリスクと言えるか。なんて思ってたんだが、国内扱いのエフエルコーポレーションは、中圧しか扱ってないよう。村上商事扱いだと高圧ホースもあるようだけど。ここらへん国内代理店も複雑だな。

SUBGEAR XP-10

意外にSUBGEAR XP-10で検索されてこのブログに来る人が多いよう。MaresのMATRIXの方が注目されているだろうから、絶対数はMATRIXの方が段違いに多い。今年発売され、Maresブランドだし、先進的な機能もあるのだから、当然と言えば当然。

しかし、このXP-10も廉価な割にはちゃんと使えるダイコンなので、予算ないけどダイコン欲しい、ってな人にはお勧めできると個人的には思う。というわけでこれから買う人の参考になれば、ということでメモ的に書いておく。

まず良いところ。

  1. 価格が非常に安い。
    なんだかんだ言って2万円を切るんだから。ちょっと上にはSUUNTOのZoopがあるけど、5千円くらいの違いがある。この価格帯で5千円差はでかい。

    【ダイブコンピューター】SUBGEAR/サブギア 日本正規品 XP10[205590260000]

    SUBGEAR XP-10
    価格:17,500円

  2. PCとのコネクションがカンタン。
    USBのIrDAインターフェイスなどを用意しないといけないのだが、それだけ用意すればパソコンにつながっちゃう。他の高級ダイコンなどの場合には、インターフェイスだけで1万円から2万円などとあほらしいプライスを付けているものもある。その中でこれさえプラスすればいいのだから、オトクだ。
    問題はIrDAインターフェイスが若干過去の遺物化していて、入手性に難があるかもしれない。もっともAmazonで買えるから問題ないだろう。もっと安いのがいい!という人は香港にあるDealExtremeで買うことをオススメ。送料無料。だが、いつ届くか若干不安にさせられるw
  3. 窒素がグラフで見える。
    あくまでも目安程度にしかならないが、窒素が溜まっている量がグラフで見える。緑のエリアから黄色のエリアなら大丈夫ということになる。赤のエリアはデコを出した、という状態だ。
  4. ちゃんとエンリッチドエア(Nitrox)対応。
    22%から50%まで設定できる。というか今時設定できないダイコンもないだろうけど。
  5. 浮上速度違反が可変。
    深度に応じて浮上速度の基準レートが変化する。例えば27mより浅い場合には11m/分。しかし18mより浅い場合には9m/分というように。闇雲に18m/分以下ならいいんでしょ、という雑な計算はしていない。
  6. ソフトが意外にしっかりしてる。
    パーフェクトではないけれど、Dive Demoというソフトでログ管理ができる。日本語入れると落ちたりするが、とりあえず使える。時間などもあとで修正できる(複数ダイブまとめて)ので、海外のスポットで、時差を直さずにダイビングしちゃったとしても問題ない。 続きを読む